犯罪情報マップで確認する

治安が良い街かどうか判断するためには、各都道府県の警察が公表している犯罪情報マップをチェックしてみると良いでしょう。ここからは、自転車の盗難や空き巣など、その街で発生している犯罪件数を種類別で読み取ることができます。もちろん、件数が少なければ少ないほど治安が良いと言えるのですが、正しい情報を把握するためには、人口の多さを加味しておく必要もあります。犯罪件数を人口で割った、人口あたりの犯罪発生率で比べることで、実質的な治安の良し悪しを把握できるようになるでしょう。 また、ファミリー世帯が多く住む街は、比較的治安が良い場所と言えるため、参考にしてみてもよいでしょう。子供たちが安心して過ごせるよう、治安の良い街や、教育環境が整っている街を選ぶことが多いからです。

平日夜に実際歩いて確認する

気になる街があったら、一度平日の夜に歩いて確認するようにしましょう。物件の内覧は、日中にすることがほとんどです。しかし、実際に住み始めると、その街を歩く時間帯は通勤時間帯である朝や夜になることが多くなります。日中と夜間では、人の流れが大きく変わることもあり、平日と週末で違いが出てくる場合もあります。街灯や人通りの数によって、日中見た時には雰囲気が良かったにも関わらず、夜になると怖く感じてしまう場所もあるでしょう。日中の内覧だけでは、平日夜の雰囲気を知ることはできません。また、感じ方も人によって異なるため、自分の目で確認することが大切です。平日夜に確認する場合は、物件の周辺だけでなく、通勤ルートや駅周辺など、様々な場所をチェックすることが大切です。